映画「大和の赤子」必勝祈願祭を斎行致しました。
令和7年10月26日、映画「大和の赤子(せきし)」の公開に先立ち、その成功と、作品に込められた想いが、日本中そして世界へ届きますよう願いを込めて、「映画大和の赤子必勝祈願祭」を執り行いました。
「大和の赤子(せきし)」は、日本育ちのアメリカ人ジャーナリスト ジョン・ラデュー監督 によるドキュメンタリー作品です。
「自分のいのちはどこから来て、どこへ向かっていくのか」。その根源的な問いに向き合いながら、日本人が長い歴史の中で育んできた“やわらかな強さ”ともいえる「大和心」に改めて光を当てた作品となります。

時代の移り変わりの中で、私たちがいつの間にか遠ざけてしまった「自らの源流」へとそっと目を向けるきっかけを与えてくれます。
八百万の神に象徴される日本の文化は、「和」「結」「祭」を通じ、人と人、自然と人、そして目に見えないものへと心をつないできました。
その精神は、決して過去だけにあるものではなく、これからを生きる私たちにとっても大切なよりどころであることを、この映画は静かに伝えています。


祈願祭を終えた後の場には、言葉ではなく、どこか深いところで通い合うような静かな余韻が残っていました。
それは、映画が向き合っているテーマの深さと、この作品が多くの方々の心へそっと寄り添う可能性を示しているように感じられます。
映画「大和の赤子(せきし)」を大切な方とともにご覧いただき、心のどこかに宿っているあたたかな何かを、もう一度見つめていただけましたら幸いです。