令和7年度「天空の新嘗祭」のご報告
令和7年11月23日、澄みわたる秋空のもと「新嘗祭(にいなめさい)」を執り行いました。本祭典は、古来より受け継がれてきた感謝の儀として、その年の新穀を神々に捧げ、自然の恵みと実りに心を寄せる大切な神事です。
当日は、新米・塩・御神水を御神前に供え、神職・巫女の祈りとともに、五穀豊穣と人々の暮らしの安寧を祈念いたしました。

神事の後には、本年の新米を炊きあげ、皆様に「天空のお結び」を結んでいただきました。
おむすびは“結び”そのもの。食と命、人と自然、そして今日と未来をつなぐ祈りの形です。



秋空の下で味わう新米はひときわ香り立ち、多くの方が笑顔でその恵みを噛みしめておられました。今年も無事に新嘗祭を斎行できましたのは、自然の恵みと、日々支えてくださる皆様のおかげでございます。心より御礼申し上げます。どうぞ来る一年も、皆様にとって穏やかで実り豊かな日々となりますよう、ご祈念申し上げます。
