【報告】 令和8年度「天空の歳旦祭 & 雪中禊 」
令和7年12月31日から令和8年1月1日にかけて、日本百名山の霧ヶ峰最高峰、標高1,925メートルに鎮座する車山神社において、新年を寿ぐ一連の神事および行事を、厳かに執り行いました。
【活動報告】
1.前夜祭
大晦日には前夜祭として、車山高原のゲレンデにおいて、天空神社宮司による祓い清めの祝詞のもと、参列者の一年間の罪や穢れを祓い、松明滑走および巫女舞の奉奏を執り行いました。
続いて奉奏された巫女舞は、静謐な雰囲気の中で新年を迎える祈りを神前に捧げ、年越しのひとときを厳かに彩りました。

2.歳旦祭・雪中禊
元旦早朝に執り行われた歳旦祭では、年神様をお迎えし、新たな年を迎えられたことへの感謝とともに、人々に恵みをもたらす日本中の山々への感謝、皇室の弥栄、国家の安泰、日本国民の繁栄、五穀豊穣、そして世界の平和を祈念いたしました。


続いて執り行われた雪中禊では、その年に選ばれた福男(ふくおとこ)・福女(ふくおんな)が、清らかな雪を身に浴び、心身を清めました。
氷点下十五度を下回る厳しい寒さの中、凛と張り詰めた空気に包まれながら斎行された禊では、参加者一人ひとりの揺るぎない意思と覚悟が、静かに伝わってきました。
極寒という自然の厳しさと向き合いながら執り行われた雪中禊は、己を清め、未来への願いを天に託す、深い精神性を感じさせる神聖なひとときとなりました。雪を用いた禊は、新たな命と心を整える行いとして古来より大切にされており、新年の始まりにふさわしい厳粛な神事となりました。

3.餅つき
神事の後には、会場をゲレンデへ移し、恒例となっている福男・福女による餅つきを執り行いました。
雪中禊によって祓い清められ、福男・福女となった男女が、福を自身に留めることなく、多くの方々に餅をついて振る舞う「福餅」は、観光客やスキー客の皆様へお分かちされました。
天空神社のご神徳が込められた福餅には、一年の無病息災と繁栄への願いが託されており、多くの方々が笑顔で受け取られていました。

大晦日の幻想的な松明滑走から、元旦の荘厳な初日の出、そして一連の神事に至るまで、天空神社の年迎えは、自然と祈り、人々の想いがひとつとなる、清らかで心に残る新春の行事となりました。