自然に感謝、出来てますか?御柱祭に向けた山出し斎行。

令和4年6月4日(土)午前9時より、御柱祭に向けた山出しを執り行いました。
当社車山神社でも、長野県諏訪市に鎮座する諏訪大社の御柱祭に併せて、7年に一度、御柱祭(小宮祭)を執り行います。
斎行される御柱祭・小宮祭の神事のほとんどが奥山から里へと大木を曳き降ろす祭りですが、ここ車山の小宮祭は唯一、山の急斜面や岩を越えて山頂を目指す、数多の小宮祭の中でも大変珍しいとされる御柱の曳き上げを行います。
当日は晴天にも恵まれ、青空の大地のもと、氏子の皆様や地域の子供達が木遣歌をご奉納下さりました。
大木に斧入れをすることは、次世代への架け橋が紡がれる瞬間でもあります。
常若の精神は伝統を継承し、命を紡いでいく事。自然に生かされる私達。感謝と愛でる気持ちを忘れてはならない。いつまでも天空の御社として、皆様をお護りしてまいります。