令和6年度「昭和祭」斎行致しました
令和6年4月29日13時より、昭和祭を斎行致しました。
昭和祭は戦前、戦中、戦後、そして日本が目紛しい経済発展を遂げた激動の時代に国の復興と発展を導かれた、昭和天皇の御聖徳を讃え、皇室の弥栄、国家・国民の安寧を祈願し斎行されるお祭りです。
当日は巫女たちによる「浦安の舞」の奉奏や、人間国宝の能楽囃子大倉流大鼓方能楽師である大倉正之助様による鼓の奉納演奏が御座いました。お祭り後の直会(懇親会)では、昭和の歴史から文化と叡智を学び取り、令和の時代にどのように託していかねばらないのか、座談会を開催致しました。
巫女が舞う「浦安の舞」は、昭和8年に昭和天皇がお詠みになられた御製が歌詞になっております。この歌詞には、無風状態の海(朝なぎ)のように、波のない穏やかな「平和」を神に祈るという思いが込められています。昨今も絶え間なく様々な社会課題や、紛争が起こっておりますが、令和の時代を生きる私たちも昭和天皇の想いを受け継いでいけたら、一人一人の心の安寧に繋がり、しいては世の平穏に繋がるのではないでしょうか。
これからも車山神社では、皆様のいやしろ地として、世の平穏をお祈りして参ります。